「才能」ってなんだろう。

「さあ、才能に目覚めよう(新版)」を購入した。

 

買おうと思った背景

最近、「自分は何が得意なんだろう」「なぜ周囲は自分のことを評価してくれるのだろう」「自分はどのような価値を提供しているのだろう」ということを考えながら仕事をしている。今の仕事は学習塾の営業であり、指導をする「講師」ではない。多少、教えれる範囲での指導は行うものの、一番は通う学生たちのカウンセリング・学習指導プランニングである。そもそもがふわっとした立ち位置なので(必要かどうか語れない)、自分なりに楽しむ方法として「生徒を邪魔する」ように話し、茶化し、笑わせて、退屈な学習を少しでも楽しんでもらえれば、と思いやってきた。

 

しかし先日、「カウンセラーは生徒に関わるべきではない」という話を聞かされた。人になつくから、だそうである。そこで、カウンセラーとしての研修を受けたわけではなく、学力知識も現場で培ったものしかない私は、この会社で、今の仕事を通して行ってい生徒コミュニケーションが間違いだったことに気付き、気持ち悪くなった。いままでやってきた全ての取り組みは、生徒のためになっていなかった、らしい。

 

「じゃあなんだったらできるの?」「俺は何が得意なの?」と考えたが、答えが出なかった。そこで、この本に手を伸ばした次第である。

 

自分の「才能」に気づいているか?

本書を開いて30ページも読まない中で、一つの会話が紹介されている。

 

「誰が史上最高の将軍か?」

「簡単だ。あの男だよ。」

「何かの間違いでしょう。生前あの男と友人だったが、ただの労働者だった。」

「その通り。彼は史上最高の将軍だった。もし彼が将軍になっていたらね。」

 

非常に印象に残っているので、興味があるかたは購入して読んでみてほしい。

この話で伝えたいのは、「才能があるのに気づかずに終わる人がたくさんいる」ということだ。どんなに自己肯定感」が低い人でも才能はあるし、才能をうまく強みに転換できれば仕事の中身が変わる。何より、仕事を楽しめるようになる。「たった1,944円の投資で強みが分かったら世話ないわw」と思う人もいるかもしれないが、この世界には「自己理解」に興味を持たない人が多すぎる。もっと自分中心になっていいし、もっと楽しんでいい。今ある環境に関して、過去と他人は変えられないけど、未来と自分は返られるのだから。本に興味を持ち、実際に時間を割いてやる人はほんの一部だと考えているし、それでいいと思っている。自分の才能のきっかけが見つかれば、その後のパフォーマンスに変化が起こるかもしれない。起こすのは自分自身だけどね。

勘違いしてはいけないのが、このストレングスファインダーは実施者に強みを与えるためのものではない、ということ。強みを伸ばす可能性がどこに存在するか、を発見するためのツールである。今回発見した5つの特性は、ここを磨けば強みが伸びる、かもしれない、ということだ。うん、やはり最後は自分自身。

 

ストレングスファインダーをやってみた。

巻末にURLとアクセスコードが付属されている。そこからエントリーし177の質問に解答した。(最初の質問が仕事が楽しいか?で、面食らったのは内緒)

 

結果、「戦略性」「着想」「慎重さ」「内省」「回復志向」の5つとなった。

この結果には満足している。なるほどって感じた。

細かいことは次回つづるが、今の仕事もこれがあるからやれてるようです。